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こちらの記事はProduct Manager Party 〜 キャリア編 〜のイベントレポートの3/4記事目です。その他の記事は下記からご覧になれます。

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続いての登壇者はリブセンスで転職ドラフトのプロダクトマネージャーを務める松栄です。ウェブエキスパートドラフトの審査過程で目を通した、150以上のレジュメから「なりたいPM像から今の自分を見つめ直す」というタイトルで発表しました。

なりたいPM像から今の自分を見つめ直す(リブセンス松栄)

150以上のレジュメを通して見えた6つの強み

今回は私が見た方の職務実績などを元に強みを6通りっていう形で分けてみました。

技術系と分析系、ビジネス調整系とコミュニケーション系、UX系、新規事業系の6個です。

まず、技術系の方ですね。たいていバックグラウンドがエンジニアである方っていう方がここに当てはまる場合が多いです。技術的な問題を解決できるよっていうのはもちろんなんですけれど。実現可能性の判断がうまいなと思ったりとか、完了定義などが明確でわかりやすい開発を進められてるなっていうこと。例えば、指示を出すだけじゃなくて、自分でも深く突っ込んでいって、プロジェクトをごりっと動かせるみたいなところが強かったりもするなと感じています。

そして2つめが分析系ですね。データ分析したりとか、可視化したりとか、データドリブンの文化を作っていって、成果を出すタイプです。特にですね、大量のデータとか、大量のトラフィックがあるような場所だと、改善の成果がすごく大きくて。分析系のPMの存在は事業成長には欠かせないなっていうふうに感じることもよくあります。

そして3つ目がビジネス調整系ですね。ちょっと、これはイメージしづらいかもしれないので、補足すると例えばZOZOタウンの会社にいますって言った時にZOZOスーツを作りますってなった瞬間に自社のリソースにないものなので、外部の会社と連携することっていうのが、必要になってしまうと思うんですよね。そういう難しいビジネス交渉とか、そういうものを超えて新しいプロダクトとか、価値あるプロダクトを作っていけるっていうようなイメージの人ですね。

やっぱりこういう人って、他部署の巻き込み、あとは外部の巻き込みとかうまいですね。リソース確保とか、そういうところもやっぱりうまいなと見てて思います。ステークホルダーマネージメントがうまいっていう感じですね。こういう方はビジネスの方が強いので、予算作成とか、事業計画とか、販売戦略とか、幅広く強いなっていうような印象を受けます。いいところは自分たちだけでは成し得ない大きなものを実現できるっていうところが、すごいなと思います。

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そして次がコミュニケーション系PMですね。複雑で難解な組織やチームの課題をうまく解決できる。さっきお話もあったんですけれど、ピープルマネージメントというよりは、チームビルドのイメージをして頂ければいいかなと思います。コミュニケーションのうまさっていうのは、課題発見だったりとか、新しい違う切り口でのトライっていうのには、すごく結びついてるなっていうイメージがあるので。

共に働く仲間を幸せにしながら、メンバーの能力を引き出し、自分1人では作れない高いクオリティのものを生み出すって書いているんですが。コミュニケーション系でやっぱり優れている方っていうのは、ご自身のチームを愛していることがわかるし、チームに愛されてることもすごいわかるので。幸せな職場なんだろうなって見ててすごく感じたりします。

次はUX系ですね。カスタマージャーニーマップとか、ユーザーヒアリングとかそういうものを使って、プロダクト作りをしているってことですね。やっぱりリーンな開発なんですが、それにしてはプロダクトのクオリティが高いなって感じたりもします。強いところはユーザーに求められる、喜ばれるプロダクトを作れるってところかなと思います。UX系の方ってデザインバックグラウンドの方が多いんじゃないと思う人いるかもしれないんですが、意外とそんなことはないですね。バックグラウンドがエンジニアさんだったり、いわゆるディレクターさんみたいな方でここが強いって方もよく見ます。

最後は新規事業系ですね。一人で何役もできる知識と経験の幅が広い。ビジョナリーであるみたいなところなんですが。まだ何もないっていうところから、高い確実性の中で先頭切って進んでいけるようなみたいなビジョナリーさはこっちだなと感じます。いいところはやっぱり、起業家っぽいというか、まだそこにないものを生み出せるみたいなところは、すごいなと思います。ただ、ちょっと注意して頂きたい点は、ただ広く浅くできればいいとはちょっと違うなと感じていて。やっぱりみんなを引っ張っていく、カリスマ性までは言わないですけれど、リーディング能力みたいなものとか、幅広い問題に対して経験があって、勘がきくみたいなのは、やっぱり一定必要かなというふうに感じます。

それぞれの強みと求められる環境

みなさん今6個話しさせて頂いたんですけれど、たいてい2軸以上の強みも持っている方というのが多いです。

みなさんご自身がどこのところで強みがあるんだっけって考えるヒントにして頂ければいいですけれど。これが、例えば転職市場に出た場合は、その軸について明らかに優れていない人、売りにはやっぱりなりにくいです。今、両隣の方をちょっと見たときに、自分の軸は絶対この両隣の人より強いわって思えるぐらいだったら大丈夫だと思うんですけれど。そのぐらいの意識、レベル感として伸ばしていくっていうことは、大事かなと思っています。この強みっていうところなんですが、選択の結果というより、置かれた環境で成長しているっていう印象の方の方が多いですね。

一方で企業側はどんな人を求めてますか?って話も軽くしたいなと思います。エンジニアが主体の会社、技術ドリブンの会社とかはやっぱり技術系とか分析系とかの軸を持っている方というのを求めていらっしゃいます。大規模なサービス、大企業というところにいくと、やっぱりどうしても調整とかコミュニケーション、組織の問題とかはやっぱり複雑で重たいので、このへんを持ってらっしゃる方というのを求めていますね。あとは、分析系というところです。

やっぱりデータドリブンの何かしらをやっていると分析系っていうのは求められるなと思います。最後が、スタートアップ系ですとか会社の特色として新規事業を活発にやられているところとかは、UX系とか新規事業系っていうのを求めていらっしゃったりします。スタートアップで例えば1人目のプロダクトマネージャーだとか、2人目のプロダクトマネージャーとか言うと、やっぱりコミュニケーション系っていうのも求められたりするかなというイメージです。

気になる年収なんですが、何々系だからイコール年収が高いとはならないです。年収の高さは、その軸のレベルの高さみたいなものに比例しているとふうには感じます。ただ、やっぱりニーズの違いっていうのは、あるかもしれないなというふうに感じていますね。では、一番大事なところだと、ミスマッチってどういう例っていうところなんですけれど、2つ例を持ってきました。1つ目がスキル、経験のミスマッチの例ですね。今、例えば分析系がすごい強い方っていうのを想像して頂いたらいいと思うんですけれど。

例えば、今私が紹介しているウェブエキスパートドラフトっていうプロダクトって新規事業フェーズなんですね。これが、3、4ヶ月に1回開催するっていうタイミングでしかデータがたまっていかないんですよ。そうすると、十分なデータ量がなくて、不確定要素も多くて、変数も多くて、分析系の方が来てもあんまり成果が出せない場所です。一方、例えば同じ転職サービスでも、ものすごいでかいところにいって、データ量もあるしっていうところにいくと、やっぱりそもそも、その人材が組織で重宝される度合いっていうのが、全然違います。数パーセントの改善で、何千万の売り上げが変わったりとかもするので、やりがいとかが全然違うだろうなっていうふうには感じます。

なので、やっぱりここが本当に強みなのであれば、そこをいかせる場所っていうところにいく方が伸びるとは思います。2つ目の例が目標ですね。
で、あなたの野望はなんですか?って形で目標を聞いているんですが、例えばその人の目標が社会インフラとなるような大きな事業を動かす人はいないみたいな場合ですね。この大きな事業はやっぱり大きな組織を伴ってしまいます。なので、調整系とかコミュニケーションのスキルっていうのは、必要になるというか、企業側には求められます。なので、例えばなんなら自分でコードを書けますとか、小さい組織でリーンな開発ができますみたいなもののスキルを上げていったとしても、この目標にはたどり着きづらいなっていうふうには、正直感じてしまいますね。

また、ビジネス調整系とか、コミュニケーション系っていう能力って、そういう場所に身を置かないと、なかなか身につかないスキルかなっていうふうに感じています。なので、もしそういう目標があるのであれば、思い切って場所を変えてみるっていう方がいいのかもしれないなっていうふうに感じます。

今までの棚卸しと、これからの自分

この内容を受けて、私がオススメしたいことっていうのは2つですね。1つ目は自分の棚卸しです。今まで、どんな経験をして何をしてきましたかっていうところと、今自分はどんな環境にいますかっていうところですね。そして、それはさておき本当は自分が何が得意で、ここまで何をしているのが一番楽しかったかっていうのを、ちょっと振り返ってみて頂ければいいかなと思います。

そして、もう一つがこれからの自分についてです。自分は何をやりたいのか、何を成し遂げたいのか、どんなPMになりたいのか、それはなぜなのか。じゃあそこまで明確になったとしたら、それを叶えるのに最適な場所はなんですか?なんだったら、会社は変えなくてもいいかもしれない、社内の中の組織を変える、部署付きから横断に変わるかとかかもしれないし、プロダクトを変えるとかかもしれないし、そういうのは全然変わると思うので。それを叶えるのに最適な場所は規模なのか、文化なのか、分野なのか、そういうところも考えて頂けるといいかなと思います。

まとめとしては、なりたいPMになるために自分の強みと目標、これからですね、というものを見つめ直した上で、じゃあここを伸ばそうと、また強みを磨いていくこと、ベストな環境を自分でつかんでいくってことが大事かなと思っていますというところです。みなさんの今後に少しでも役立てるといいかなと思います。

こちらの記事はProduct Manager Party 〜 キャリア編 〜のイベントレポートの3/4記事目です。その他の記事は下記からご覧になれます。

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